体験した怖い話 Lv2
私が体験した怖い話 Lv2
私が上京したばかりの頃、空港から近い街に
一人で住み始めた頃の話。
とある休日、水道局を名乗る作業員の男性が訪問し、
水質検査が義務付けられているのでと言われ
当時20歳で北海道の田舎者であった私は、
ああそうなんだ 東京の水って
飲めたもんじゃないって聞くもんね(土下座m(__)m)
と、信じ込み私は部屋に入れてしまった。
作業中、
一人暮らしなの?
みたいなことを色々聞かれて、何も考えず素直に答えていた。
程なくして男性は帰っていった。
翌日、私より先に上京していた地元の親友に
一人暮らしの私の部屋を見せて~と
上京祝いをしてくれる約束をしていたので
仕事帰りに親友と落ち合い、コンビニでお酒なんかを買って
アパートに帰ると、私の部屋の前に昨日の男性が佇んでいた。
時間にして夜の22時を回っていた。
私は、あれ?昨日の水道屋さん?何か忘れものでしたか?
そう言い終わらないうちに、親友が
男性のところにツカツカ歩いて行き
水道屋さん?名刺見せてもらえます?
こんな夜中に何の用ですか?
といきなり喧嘩腰・・・。
すると男性は凄い勢いで逃げるように走って行った。
その後、すごい剣幕で親友に叱られ、
危機感無さすぎだよ!と怒られた。
この時、私一人だったらどうだったんだろう・・・
て、今考えても怖いと感じる。
そのアパートは一週間後に引き払ったんだけど
引き払う数日前の別の話
仕事から帰宅して、真っ暗な部屋に入ると
視界の隅にぼんやりとした青白い光が見えた。
その日の朝、カレーを温めて火にかけたまま
仕事へ出かけていた・・・(><)
真冬で部屋が激寒だったことと、
テフロン加工の鍋で、
焦げにくかったのが幸いだったのか
あの時ばかりは、天国のおじいちゃんおばあちゃんに
深く感謝し、深く反省した。
怖いというか
ゾッとした。